投球時の肩の高さ
今回は、投球時の肩の高さについて考察してみます。
肩の高さというのは、投手が腕を振って投球する際の、グラウンド面からの肩までの高さのことです。わたしの投球およびバッティングのシミュレーションにおける重要な設定パラメータになっています。下の図を見てください。
投手は、グラウンド面から高さが25.4cmの高さのマウンドから投球するわけですが、実際に投球する際は前方に踏み出した足がマウンドの低い位置を踏むことになりますし、脚を大きく開くわけですから、実際には身長やフォームに依存して肩の高さが決定されます。
有名な投手については、身長が公開されており、また、投球フォームの動画も公開されていたりしますので、画像をキャプチャーして、図にある、Sを算出することができます。これより、肩の肩さは身長+25.4cm-Sで求めることができるわけです。
動画はYuoTubeを参照しました。
山本由伸投手(身長 178cm)
https://www.youtube.com/watch?v=k_AtbKcSR_o
大谷翔平投手(身長 193 ㎝)
https://www.youtube.com/watch?v=Cpbw5Jdba_A&t=1s
千賀滉大投手(身長 185 ㎝)
https://www.youtube.com/watch?v=ChXthSO5J00
則本昂大投手(身長 178 ㎝)
https://www.youtube.com/watch?v=9-6OYpvC_Bs
今永昇太投手(身長 178 ㎝)
https://www.youtube.com/watch?v=ffVjDcc6zxk
山崎福也投手(身長 188㎝)
https://www.youtube.com/watch?v=cqKMTN1eMG0
宮城大弥投手(身長 171㎝ 実際には170cm)
https://www.youtube.com/watch?v=cqKMTN1eMG0
で、肩の高さをまとめると
となりました。ちなみに、宮城投手は身長が171㎝となっていますが、YouTubeによれば自ら170cmとおっしゃっています。さて、結果を見てみますと、大谷投手は身長が高いので肩の高さも高いのはわかりますが、千賀投手の肩の高さが際立っています。ただ、参考にした動画は、実際のマウンドではなく、投球練習場のようですので、実際の試合とは違うのかも知れません。
山本投手、則本投手、今永投手は身長が同じですが、肩の高さもほぼ同じですね。
宮城投手は、身長が高くはありませんが、その割には肩の高さが高いように思います。工夫しているのかもしれません。
それではというので、山本投手の肩の高さ118cmと千賀投手の肩の高さ148cmでの投球と打球を比較してみます。実際には、ホームベース上で同じ位置に投球が届くように調整しています。
バッターの立ち位置も、インパクト時のバットの周方向位置も同じにしていますので、打球にはほとんど違いがありません。
投球の軌跡を右側面図と平面図で見てみましょう。
それでは、肩の高さは意味がないのかというともちろん意味があるでしょう。
投球の軌跡を主審の背後からの視点で見てみましょう。すなわち、バッターの視点というわけです。
バッターから見ると、肩の高さが高い場合の落差が大きくなりますね。シミュレーションでは、インパクト条件を正確に合わせることができますが、実際のバッティングでは、投球軌跡の落差が大きいほど、思った通りのインパクトをすることは困難でしょうね。
もしかしたら、千賀投手は、そのことを意識した投球を行っているのかもしれませんね^^






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